政府の経済対策の骨子発表!持続化給付金や家賃支援給付金の第2弾はあるのか?

10月31日に衆議院選挙が行われ、今後は政府の経済対策策定に取り掛かっています。

事業者としては、どのような支援が行われるのか気になるところです。

について考察してみたいと思います。

 

現在判明している政府の経済対策

2021年11月5日現在で判明している政府の経済対策は以下のものです。

赤字で書いたものが、地域・業種を問わず事業者に関わってくるものになります。

  1. コロナの影響を受けた事業者への給付金
  2. 無利子・無担保融資
  3. 賃上げの支援

というのが大きな柱となります。

 

持続化給付金、家賃支援給付金は再び行われるか?

持続化給付金、家賃支援給付金は再び行われるのかについてですが、

まず、どんな形であれコロナ禍で売上減少した企業に対して給付金が支給されることについてはほぼ確定です。

選挙前の2021年10月12日の参議院での代表質問で岸田首相は、

「大きな影響を受ける事業者に対し、地域、業種を限定しない形で事業規模に応じた給付金を支給する」と明言しています。(朝日新聞DIGITLの記事

また選挙明けの11月1日の記者会見では、

「地域や業種を問わず経営の苦しい事業者向けに来年3月までに給付金を支給する」

と語っています。(参考記事:JIJIドットコムニュース

こちらの政策については、野党も選挙前に掲げていましたので、反対する勢力がいません。

ですので給付金が行われるのはほぼ確実と言えます。

 

ポイントとしては、「昨年の持続化給付金並みの給付」「事業規模に応じた」と語っているところです。

予算規模としては、昨年と同じ5.5兆円ほどになるかと思います。

対象としては、やはり売上減少50%以上が対象となるのではないでしょうか。

再度、持続化給付金が行われる場合は、前回のように一律給付なのではなく、小規模事業者については、給付金の減額、大規模事業者については給付金の増額が予想されます。

家賃支援給付金が行われる場合は、同様の給付水準になるでしょう。

 

※2021年11月11日更新

昨日の岸田首相の会見で11月~3月に関して、事業者への給付金を一括で支給すると発言がありました。

給付金としては、

という案の情報が今のところでています。

 

経済対策のスケジュール

今後事業者への給付金が行われた場合は、来年3月というのが一応給付の目安となります。

ただし、年末での給付の方が効果的だという考え方もあるので

早ければ12月から何かしらの給付金が始まるかもしれません。

 

※2021年11月11日更新

11月~3月を対象とする事業者向けの給付金の情報がでてきたので申請は12月から始まるかもしれません。

 

今後のスケジュールとしては、以下のようになります。

  1. 11月中旬に経済対策をまとめ
  2. 臨時国会で2021年度補正予算案の成立
  3. 給付金事業者の募集と決定(約1か月)
  4. 申請受付開始
  5. 給付金の振込(約1か月)

11月中に補正予算の成立、12月に実行計画の策定、1月から申請受付開始、2月~3月に給付というようなスケジュールになるのではないでしょうか。

 

まとめ

政府の経済対策のなかで、持続化給付金や家賃支援給付金のような給付金が行われることはほぼ確実です。

今後、給付金に関する情報がでてくるので、情報収集を怠らないようにしましょう。

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