相続の対策として生命保険の活用があります。

しかし、具体的に何に役立つのかあまり世の中に浸透していません。

税金の控除があるということは有名なのですが、それよりも大切なのが「遺族の生活資金対策」です。

家族に迷惑をかけないために生前対策は必要です。

 

自分が死ぬと銀行の口座からお金をおろせなくなってしまう

あなたが突然亡くなったとして、それが銀行に知れると預金口座は凍結されてしまいます。

死亡の情報は家族からの申し出だけではなく、新聞の訃報欄で伝わることもあります。

こうなると預金を引き出すことも入金することもできなくなります。

残された家族が手持ちの現金を持っていなかったら相当大変なことになります。

電気代や水道代も払えないなんて状況になりかねません。

口座の凍結の解除をするにもいろいろな書類を集めたり、相続人全員で遺産分割協議をしたりとかなりの時間を要します。

ですので、あなたに万が一のことがあった時に備えて家族の生活資金を準備しておくというのは最低限しておくべき準備です。

 

生命保険は死後すぐに支払ってもらえる

家族の生活資金の対策として有効なのが生命保険です。

生命保険は受け取る人独自の財産として扱われます。

特に相続人間で話合いをすることなく、請求すれば即日から5日程度で保険会社から支払ってもらえるお金です。

あなたが死ぬと凍結されてしまう銀行預金に比べると家族の生活資金の対策としては非常に有効です。

家族のために貯金をしている人も一部でいいので生命保険に資金を移動しておきましょう。

 

生命保険の中で相続対策向きなのは終身保険

相続対策に向いているのは終身保険と呼ばれるものです。

終身保険とは、一生涯保障してくれる保険商品です。終身保険は掛け捨てではないので途中で解約しても一定のお金が戻ってきます。また保険料の値上がりがないのも特徴です。

ただし、定期保険より割高なことが多いので、最低限の家族の生活資金の保障として保険金額300万円ぐらいのものを準備しておけばいいでしょう。

加入後あなたが突然亡くなっても、家族の生活資金はきちんと保障されるので安心です。

 

生命保険は分かりづらい

生命保険の商品は非常に分かりづらいです。

私も話しを聞いても分からないことが多いですし、営業の人に尋ねても分かってなかったりします。

生命保険の加入時にはきちんとした専門家に見てもらうことが大切ですね。

自分の利益だけでなくきちんと親身になって相談にのってくれる方に頼みましょう。

余計な商品を追加でつけてくるような営業には私だったら頼みませんね。