藤沢市から中小企業継続支援金第２弾の発表がありました。

中小企業継続支援金とは、緊急事態宣言の影響を受けた事業者に対して、

中小企業　ー　最大６０万円

個人事業主　ー　最大４０万円

が支給される制度です。

• どのような事業者が対象となるか
• もらえる支援金の計算方法
• 中小企業継続支援金の申請方法

について解説いたします。

藤沢市中小企業継続支援金第２弾の対象となる事業者

中小企業継続支援金の対象となるのは、

• 藤沢市内に事業所がある中小企業者または個人事業主
• 令和元年以前から事業をおこなっている
• ２０２１年４月～９月の売上高の合計が、前年または前々年比２０％以上減少（６万円以上の減少が必要）
• 国の月次支援金（４月～９月）を受給しておらず、県の協力金の対象となっていない事業者
• 市税の滞納がない
• 今後も藤沢市内で事業継続する意思がある

といった事業者です。

藤沢市内に事業所があればいいので、本店が市外の事業者でも大丈夫です。

また、売上減少に関しては、店舗ごとに計算することも可能です。

複数店舗のうち一店舗でも上記の条件に当てはまるのであれば支給の対象となります。

注意点としては、以下の事業者は支給の対象となりません。

• 事業収入を上回る給与所得等がある個人事業者
• 風営法の４号営業（麻雀、パチンコ店等）、５号営業（ゲームセンター等）及び性風俗関連の事業者
• 宗教団体、政治団体
• 暴力団員と関係のある事業者

中小企業継続支援金はいくらもらえるの？

中小企業継続支援金は、

中小企業者　－　最大４０万円

個人事業主　－　最大２０万円

が基礎となり、前年または前々年の４月～９月からの売上減少分を限度として支給されます。

具体例でいうと、

昨年の４月～９月までの売上と比較して１００万円減少　→　最大額支給

昨年の４月～９月までの売上と比較して１０万円減少　→　１０万円の支給

となります。

また、特別に飲食・観光・交通事業者のいずれかに該当した場合は２０万円を加算して交付されます。

飲食・観光・交通事業者の法人に関しては最大６０万円の支給を受けられる可能性があります。

中小企業継続支援金の申請方法

中小企業継続支援金については

郵送受付のみ

となります。

申請に必要な書類として、

• 確定申告書の写し
• 今年と比較する年の４月～９月の売上台帳等
• 預金通帳の写し
• 取引先記載の領収書等（取引先が個人の場合は提出不要）
• 飲食・観光・交通事業者の場合は営業許可書等

となります。

上記の書類をそろえて、申請書を記入して

〒２５１－００５２　

藤沢市藤沢６０７－１　藤沢商工会館

市支援金受付係（商工会議所内）

へ書類を郵送すればＯＫです。

申請の受付期間は、

令和３年１１月１日～令和４年１月１４日

となります。

まとめ

藤沢市内の事業者にむけて藤沢市では、中小企業継続支援金という形で支援をおこなっています。

売上減少があったが、国の月次支援金の対象とならなかった事業者を藤沢市で支援していますので

対象となる事業者の方はぜひ申請をしてください。

詳しい内容については、

藤沢市中小企業継続支援金（第２弾）のページ

をご確認ください。

司法書士・行政書士　成川修一

1980年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、研究所研究員、プロギタリストを経て司法書士・行政書士として「司法書士・行政書士事務所　ローライト湘南」を運営。専門は法人設立、融資サポート、営業許可、不動産活用。法令知識と経験で企業の問題解決のコンサルティングを行ってます。